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Jori日記/2003-6

2003-6-16

北海道4日目

電話のベルで目がさめる。・・・ん!?なんとびっくり、「朝食の準備が整いました」だって!!急いで時計を見ると、もう8時を回ってるよ!や、やばい・・・とりあえず旦那を揺さぶりおこして眠気まなこなままダイニングへ急ぐ。朝ご飯は、昨日とは打ってかわってお味噌汁とご飯でした。これまた美味し。

お庭でオーナーのお母さんに声をかけられる。聞くと、ペンションを経営する前は高浜に住んでいたらしい。高浜、といえばうちの隣町じゃないか。なんだか意味もなくペンション経営が身近に感じられた瞬間。急に親近感沸いちゃうから、やっぱり私って単純だな。

てぃんくるに別れをつげ、最終日の今日もまずはアイスから。ちょうど進む道沿いにあった「摩周湖のあいす」。何でも朝絞りたてのミルクを使い、砂糖は極力使わずに甘味を出すとか。20種類ぐらいのフレーバーがあってむちゃくちゃ迷ったけど、オリジナルの「摩周ブルー」とオススメだった「クリームチーズ」をダブルで。コーンに2種類山盛りてんこもりにしてもらって満面笑みの私。旦那はクレープ好きだけあってイチゴアイスのクレープ。今日はいい天気でアイスびより。とってもおいしかった。特に「摩周ブルー」は、カクテルを2種類使ってるそうで「湖の風が吹き抜ける味」なんていう素敵なフレーズが付いてたんだけど、まさにそんな感じのさわやかなお味。言ってみればサイダーみたいな感じ。色も淡い水色で綺麗でした。

☆摩周湖のあいす☆

アイスで気分も盛り上がったところで、摩周湖に行ってみる。摩周湖は川の出入りがないカルデラ湖で、その水の透明度は世界屈指だそう。その神秘的な湖を是非見てみたいけど、霧が発生しやすくなかなか見れないという噂。ドキドキしながら展望台に登ってみる。その瞬間に目の前が深い水色がかった藍色に!っていうかまる見え。霧なんてちっともないよ!!「摩周湖が見えた人はラッキー」と聞いてたから、一瞬うわって喜んだけど・・・あまりにも見えすぎてなんだか拍子抜け。ちょっと霧がかった摩周湖も見てみたいかも。でもとても綺麗だった。透明度世界NO.1なんていうんだったら、湖底まで見えるんじゃないかなんて思ったけど、それは見えなかった。なぁんだ。レストハウスの方をちらっと見ると・・・なんと、リスを発見!野生?急いでそこまで降りてみる。リスのエサ用にひまわりの種が売ってたからいつも来てるみたい。エサを買わなくてもたくさん落ちてたから、それをリスにあげながらもしつこいぐらいに写真を撮った。リスも迷惑してたかも。でも、かわいかった。おなかがいっぱいだったけれど、ここで北海道名物の「いもだんご」を一度食べてみたかったから、食べてみた。もちもちしてて、本当のお餅みたいでおいしかった。摩周湖の駐車場は有料だったんだけど、硫黄山と共通だったから予定を変更してその後硫黄山へ(意外と遠かった)。もうもうと煙をあちこちから噴出してる硫黄山は、箱根みたいだった。でも驚くことが、硫黄が結構な勢いで噴出してるのに柵とか全然無くて、普通に登れちゃうこと。お約束の蒸したまごが売ってたから、お腹いっぱいだっていうのにまたもやぱくり。蒸したまごってなんだかしっとりとしてて好き。でも、やっぱり熱いうちに食べるのがうまいね。どうしてもこの旅行で寿司を食べたかった私たちは、お昼は食べずに(十分お腹いっぱいだし)最終出発地の釧路へ向けて移動。釧路にある「なごやか亭」という回転寿司を食べて帰ろう、というもくろみ。途中、ちょっと興味があった「900牧場」を偶然発見したからちょっと寄ってみる。ここは、900ヘクタールの壮大な牧場。ほんと、見渡す限り、草山と牛。馬もいて牛にそろそろ飽きてた私たちは喜び!気持ちのいい場所でした。なんだかんだのんびりしてしまったので、当初の予定だった釧路湿原には寄れなかったけど、ちょうど天気も怪しくなってきたし時間もやばくなってきたから最終目的のお寿司に向かう!最後とばかりにいつもは計算して食べられないような高級ネタもバンバン食べて、大満足な締めくくりでした。うーん、満足満足…とのほほんとしてたら、意外にも飛行機の時間接近中!超特急で空港に向かう。レンタカーも帰さなくちゃいけないし。我が家はいつになってもぎりぎり行動で余裕がないな。でもなんとかお土産も買う時間があったから良かったことにしよう。4日間に渡る北海道旅行、ほんとに楽しかったしたくさんの思い出が作れたので満足。またゆっくりと行きたいな。次回は1週間ぐらいで…。それぐらい北海道は広くて、魅力的な場所でした。日々に疲れたら、北海道の大きな自然の中で癒されたい、そんな感じ。

2003-6-15

北海道3日目

目覚めたら・・・すんごいいい天気!!3日目にして、遂に恵まれたよ、思わず喜びのダンス。とりあえず早めに起きて、温泉にちゃっぽり。今度はちゃんと露天風呂にも入る。サロマ湖目の前でチョーいい気持ち♪でもコレ、外から丸見えそう。特に漁船からとか。ま、いいか。旅先での朝風呂って本当に贅沢な気分になるから好き。体が一気に目覚める感じ。今日は天気もいいし、どこに行こう?バイキングの朝食をとってチェックアウトをした後に、ホテル最上階(っていっても4階だけど)の展望台に登ってみる。天気がいいと新緑もまぶしいぐらいきれい!サロマ湖もきれい!しばしここで今日のプランを練る。

とりあえず旦那の要望で紋別に行くことにした。50kmほど北上です。隣でうとうとしてたら意外に早く到着。オホーツク海が目の前!なんかでかいカニ爪のオブジェがそびえたってるよ。さすが、紋別!行こうかなって思った「とっかり(アザラシ)センター」がしょぼかったので、海中水族館のオホーツクタワーに行ってみる。海中水族館なんて、小学生ぶりかも。なんかワクワク。駐車場からオホーツクタワーに伸びる通路の途中になんとアザラシ2匹発見!せまいプールの中をスイスイ泳いでた。なんだ、とっかりセンターに行かなくっても見れるじゃん。思わぬところでアザラシに出会ってちょっと感動。海中水族館は7.5mの深さの海の中が覗けるところ。魚は思ったよりいなかった。ワカメがたくさんへばりついてて、そこにヒトデやウニ、そしてたまに魚がやってくるといった感じ。日本の海ってこんなにお魚がいないのか。もう少したくさんいると思ってた。ちょっと残念。でも、水槽に入ってるクリオネ発見!まさか、ここで見れるとは思わなかったのでうれしい。2mm〜5mmぐらいの大きさで、肉眼でも見えるんだけど虫メガネも置いてあってそれで見てみる。羽のような手(!?)で一生懸命水をかいてる姿はやっぱり天使のよう。しばらくうっとり。2Fに資料コーナーがあって「クリオネの生態」のビデオもあったから興味を引かれて見てみた。クリオネって何かと思ったら巻貝の一種なんだって。でも、カワイイって思ってみてたら・・・食事をするときがまるでホラー映画に出てくる怪物のようにグロテスク。頭から6本ぐらいの触覚がニョキっと出てきて、頭から食べるの。他の種類の巻貝を食べるらしく、ということは肉食!?何だか一気にクリオネのイメージががらがらと崩れ去った感じ。うーん・・・なんだかショッキング。最上階は展望台になっていてオホーツク海を一望することが出来る。なんだか海の色がきれいなグラデーションでタヒチを思い出した。外から見ると、意外にすごく綺麗なんだ!タワーでの周りでは魚を釣ってる人がたくさんいた。でも、結構ヒトデがつれてる人がいて笑えた。最後にばかでかいカニ爪の前でのお約束の記念写真を撮って、紋別を後にした。

☆オホーツクタワー☆

次にお昼を網走で食べようって思ってたんだけど、またもやのんびりしすぎてしまったから網走は断念して、佐呂間でお昼を食べることにした。店数少ないんだよね・・・でも仕方ないね。お店が少ない上にちょっと時間も遅めだったのと、意外とお休みのところがあって結局お店は一店に絞られてしまった。その名も「江戸っ子」。なんで北海道にまできて江戸!?腑に落ちないながらも入ってみる。メニューを見てみると・・・案の定幅が広すぎ。ハンバーグはあるし、刺身定食はあるし、一体ここは何屋なんだよって感じ。とりあえず旦那は生姜焼き定食、私はえび天丼を注文。まー期待は出来ないなぁ。と、思いきや、なかなかのお味でした♪海老は大きなのが3本も入ってて絶妙な火の通り具合でちょっととろんとした舌ざわりが残ってた。衣もサクサクって感じでいけるじゃあないですか。生姜焼きもおいしかったみたいだし、良かった良かった。今日のお宿はペンションなので、また夕食の時間が早いんだよね。今日の所は6時だって。だから、5時までにチェックインしないといけないらしい。お腹いっぱいなんだけど、夕食をちゃんと食べるためにペンションに急げ!!途中、美幌峠のレストハウスで休憩したんだけど、ここがとてもいい眺め。前方に屈斜路湖を見下ろす形で一望・後方は草原やら山並みやらが遠くまで見渡せてすごい気持ちよかった。あげいもがおいしそうなにおいを漂わせてたけど、お腹がいっぱいで残念だった。そんなこんなでのんびりしてたら、いつのまにか5時過ぎてて、ペンションから電話が入ってしまった。やばい!北海道の雄大な自然の前で思わずのんびりしすぎてしまった。慌ててペンションへ一路急ぐ。今日のペンションは、屈斜路湖にある「オーベルジュてぃんくる」。アットホームな感じでなかなか過ごしやすそうなペンション。今日はちょっぴり奮発して露天風呂付きのお部屋です。意外と露天風呂広くって、本物の温泉だし大感激。部屋も広くってソファーまであるし、なかなかです。そうこうしてるうちに、もう夕飯。全然お腹すいてないのに・・・。オーベルジュの食事、とっても期待してたからとりあえず頑張って食べることにしよう。メニューは、じゃがいものスープ・帆立と山芋のソテー・季節の野菜サラダ・ヒレステーキ・大きな焼きタラバガニ・リンゴムースのケーキ、とすごいボリューム。しかもパンが手作り、とのことでとってもおいしかった。ハイジの白いパンとハーブのパン。でも、さすがの私もお腹がいっぱいすぎてお肉とデザートとパン、残しちゃった・・・。すごく残念。おいしかったのにもったいない・・・。特に帆立と山芋は、あまりない組み合わせでおいしかったし見た目のデコレーションがかわいかった。パンも、ハーブのパンが味が意外としっかりしててグッドでした。

食事の後は温泉・・・と思いきやあまりにもお腹がくるしくてまたもや一人うとうと。でも、温泉ちゃんと入ったよ。気持ちよかった・・・。部屋から好きなときに入れる温泉なんて、やっぱり贅沢。明日は最終日。さぁ、どこに行こうかな。

☆オーベルジュてぃんくる☆

2003-6-14

北海道2日目

二日目。「トロルドハウゲン」での朝。天蓋の窓から日が差し込んで、とてもいい雰囲気。でも、隣で旦那はガーガー。天気はあいにくの曇りだったけど、雨が降ってないだけまし。とりあえず今日は美瑛を回って佐呂間までのコースです。張り切っていってみよう!

まずは、今回の旅行で絶対一度は食べたいと思ってたソフトクリーム。私が飽きるまで眺めつづけた「るるぶ」のソフトクリーム特集のページに載ってた、おいしそうなお店が意外とペンションの近くにあることが判明したから。「牧場のソフト」というお店で大きめのワッフルコーンにたっぷり入ったソフトクリームの上にイチゴなどのトッピング。実はソフトクリームを食べるにはちょっと寒かったんだけど、やせ我慢しながら食べてもとってもミルキーでおいしかった。お店の庭は、丘が見渡せる場所にルピナスが綺麗にさいていて、眺めもキレイ。

☆牧場のソフト☆

ルピナスの花は今回の旅行で初めて見たけど、別名「のぼりフジ」の名前通り藤の花が上に向かって咲いているような見ごたえがある花。色も赤ピンクのものから濃い紫まできれいなグラデーションで、なんだかヨーロピアンチックな雰囲気。美瑛の「ケンとメリーの木」のすぐ横のペンションにもたくさん咲いていて、なだらかな丘と広々とした畑にマッチしていい感じ。本当は、美瑛は1日かけてサイクリングしたりしてのんびりしたい場所だったんだけど、今回は天気も悪かったし車窓からの眺めで我慢。またゆっくりと来たいな。何があるわけじゃないんだけど、こんな場所でぼ〜〜ってしてみたい。

お昼は、旭川でラーメンを食べることにした。これまたるるぶの特集ページからお店を選択。旭川ラーメンは豚骨醤油なのかな。でも選んだお店は「春夏冬」の四川味噌ラーメン。ナビで登録して近くまで行ったら、お休みの支店に行ってしまって愕然。本店の場所がわからずに電話したら、意外と近くだったみたいで店の旦那がわざわざ外まで出てきてくれた。頑固そうだけど人間味あるって感じのおっちゃんだった。中辛の他に激辛があってトライしてみた。しかもおっちゃんのお勧めで更に一味とうがらし入れたりして、むちゃくちゃ辛かった。だけど、たくさんのスパイスが入っててほんのり甘味がある感じ。スープにとろみがあって、麺ももちもち感があってかなりの食べ応え。個性的で毎日食べたい味ではないけど、とてもおいしかった。大満足。サロマに向けて走る途中、−20度が体験できるアイスパビリオンがあったので寄って見た。何でも、旦那が以前北海道を訪れた際に入ったことがあるらしく、クリオネがいたとか。ぜひクリオネも見てみたいし、ちょっと休憩がてらに。アイスパビリオンは、入場料が1,050円と高かったから一瞬ひるんだけど、せっかくの旅行なので入ってみることにした。入ったら、防寒着を渡される。マイナス20度…は入った感じはあまり判らないけどなんだか空気が冷たすぎておいしく感じた。もしかしてマイナスイオン?なんて言いながら氷の宮殿とか鍾乳洞チックなものとかを見て歩く。結構広めだった。過去最高記録の零下40度を体験できる場所があって試しにやってみたら!凍った風がビュンビュンと出てきて死にそうになった。何しろ、上は防寒着きてるから平気でも、七分長けのジーンズだったもんだから、素肌の部分がヒリヒリして緊急事態発生!急いで出ようって思ったけど出口部分にダイヤモンドダスト(空気中の水分が凍ってきらきらして見える現象なのだ)を見れるところがあって、あまりにキレイでしばしうっとり。でも、クリオネはもういなかった。死んじゃったのかい?残念。クリオネグッズが半額で処分されていたので、迷わずにつぼ押しグッズを購入。一つしかなくってぼろぼろだったけど自分用だし半額だったから、ま、いいか。会社での愛用品になる予定。それにしても、外に出たら暖炉のある休憩コーナーに通されたのには驚き。こんな時期に暖炉にあたることになるとは!

☆アイスパビリオンHP☆

アイスパビリオンでなんだかのんびりしすぎて、行ってみたかった「北きつね・トナカイ牧場」にはいけなかった。せっかく入場無料チケットがあったのに。まぁ、またの機会に。

佐呂間までの道のりはかなり長かった。アイスパビリオンを出たのが確か3時頃で、ホテルに到着したのはもう8時近くじゃなかったかな。北海道は、地図で見て近くに感じても実際に走るとすごい遠い。やっぱり北海道ってでっかいんだねって実感。今日のお宿はツアーに含まれてるホテルで、その名も「ホテル緑館」。どうせボロいんでしょってあきらめてたんだけど、ところがどっこいなかなか綺麗なホテルでした。サロマ湖の目の前にあってロビーに入ると湖が一望。温泉の大浴場付だし、部屋もなかなか広くて快適。夕食はついていなかったから、ホテルの人に聞いて近くのお店で食べることに。近くっていっても10Km以上離れてるから驚き。今日はお寿司が食べたい気分だったんだけど、あいにく時間が遅かったからお寿司屋さんは終わってた。んで、仕方なく「海幸」という居酒屋に入ったんだけど…!これがもう大ヒット!!全くもってごく普通の店構えなんだけど、出てくるもの総てがびっくりするぐらいおいしかった。お刺身はとろんと甘くって新鮮だし、ヒレ肉焼いたのなんて、やわらか〜くてジューシー。極めつけがポテトチーズ焼き。隠し味にさとう醤油が使われてて、後ひくおいしさ。これは、今度家でも作ってみようかな?サロマ名産のほたてもバター焼で食べたし。お刺身にももちろん入ってたけどもう厚み&甘みが全然違うよ。それにしても今まで生きてきてここがベストな居酒屋に決定!また北海道に行ったら絶対に寄りたい所。ほんと、感動ものの夕食でした。満腹なおなかを抱えてホテルに戻り、温泉に入る。でも、10時過ぎで誰も入っていなかった。なんだかガランとしてて怖くなって露天風呂には入らずに終了。明日の朝、早起きしてまた温泉入ろう♪ ということで、大大満足の2日目も終わってゆくのでした。

2003-6-13

北海道1日目 

というわけで、北海道にやってきました。朝、とっても辛かった・・・・。何しろ、昨日用意なぞもろもろ終えたのが夜中の3時。そして今日は8:15発の飛行機に乗るために、6:27のバスに乗る。起きたのは5:30。我ながら良く起きれたものだわ。やっぱり遊びが目的だと目覚め方も違うね。というか、旦那が起きれたのがかなり奇跡的!

まずは、帯広空港からスタート!です。レンタカーはランクアップをして、コロナプレミオでした。なかなか乗り心地いい感じ。微妙なランクアップだったけど、以外と良かったかも。天気はあいにくの小雨だったけど、まっすぐな北海道の道、快適なドライブ。ほんと、メインの道だけじゃなくって小道までもがまっすぐなんだよね。電線も少ないし早速北海道らしさを満喫。最近結婚した友人が偶然にも北海道に来ていて、富良野でちょこっと合流することにした。今日のお宿も富良野方面だしね。ということで一目散に富良野へ。富良野には、1時過ぎぐらいに到着。友人が到着するまで「富田ファーム」を見学。ラベンダー・・・やっぱりまだちょっと早いね。でも、一部分にポピーやらマーガレットやら咲いてて、ちょっとはしゃぐ。一面お花のじゅうたん・・・なんてのを期待してたけど、こんなものかなぁ? でも、早速写真をばしゃばしゃとって、観光客気分も満喫。あとは、ポスターとかを見て、イマジネーションを膨らます。その後、友人たちと合流して待ちにまったランチッチ♪「ふらのワインハウス」でチーズフォンデュとソーセージをいただく。大きなパンがくり抜いてある中にちょっとシチューっぽいとろ〜りチーズがたんまり。小高い丘にあるレストランで富良野を見下ろしながらアツアツをぱくり。おいしかった。

今日のお宿は、「トロルドハウゲン」というペンション。るるぶのモデルコースで見つけたところでウッディーで洒落た作りが気になって決めました。で・・・!「隠れ宿」とあるだけに、もう本当に場所を探すのに一苦労・・・!!オーナーの方にも「わかりづらいので・・・」と言われてたけど、これほどまでとは思わなんだ。何しろ、住所も無い(!!)からカーナビにも出ないし、仕方なくオーナーに電話で道順を聞いても目印になるものが何もないから、ほっんとーに判らない!!ということで、かれこれ1時間近く迷子になってペンションに着いたのが夕食時間ぎりぎりになってしまいました。でも、かなーりニアミスだった。すんごい近くまで来てるのに判らなかった私たち、かなり悔しかった。しかし、看板ぐらいは出して欲しいなあー。

ペンションの雰囲気は、思ったよりもお洒落でオーナーのこだわりが感じられました。カラマツ林の中にひっそりと佇んでて、メインリビングの大きな窓からは富良野の草原が一望できて、気持ちいい。作りはほとんど木で、ヨーロッパの小さなお家って感じ。部屋はダブルベッドだったのでちょっと狭かったけど、家具が総て1900年代のアンティーク。木目調の部屋に白いスチール(!?)ベッドに、それに合わせた白木のサイドテーブル。女の子なら、思わず「わぁ♪」って声をあげてしまうカワイイお部屋でした。本物のアンティークなので色々注意事項を言われて、ちょっと肩狭い思いもしたけど、一度は泊まってみてもいいって感じ。旦那は高飛車な雰囲気を感じたらしく、あんまりお気に召さなかったみたいだけど。

確かに、ここのオーナーはペンション運営の他にも音楽活動・執筆活動・写真活動など色々されているようで、確かにペンションのお客へのサービスがいまいち、とは私も思った。中心がお客では無く、自分たちのペースって感じが否めない。歯ブラシ・タオルなどの準備も無いし、必要以外の事はしゃべらないっていう雰囲気。でも、夕食はなかなか本格的なフレンチでおいしかったし、何よりも夕食後のコンサートが素晴らしかった。これも旦那に言わせれば「勝手に」という事になるらしいけど(確かに!)、でもご夫婦それぞれのピアノ・ギターでの弾き語り(しかも夫婦でハモり)、そして盛り上がってピアノでの弾き語り(ご主人)と言うバラエティに富んだ内容。ご主人は作曲もされてるそうで、富良野の季節の映像(スライド上映)に合わせた曲を披露してくれて、声もハスキーでちょっと徳永英明チックな感じですごくキレイだった。思わぬところでこんなキレイな音楽に出会えて、普段忙しい日常で忘れていた「何か」を思い出して、何だか涙が出そうになった。例えていうと、富良野の自然に触れて体にビタミンが行き渡る、とすれば、この音楽でコラーゲンみたいな美容液が染み込んだ、という感じ。大自然の中で、夫婦共通の趣味の音楽を楽しみながら夫婦仲良く暮らすなんて、なんて素敵なんだろうと、憧れを感じた。きっと二人に流れてる時間の流れは、私たちとは全く違うんだろう。もちろん私たちには無い気苦労も色々あるだろうけれども、自分たちの為だけに日々過ごしてるという感じがして、やっぱりうらやましい。奥さんの方が執筆活動をされているのだけど、富良野での暮らしを綴った「トロールの森から」という出版されているエッセイ集が売ってたので、こっそりと購入した。これで、ささやかながらも帰ってからも富良野を感じられたら、と思う。それぐらい、私にはお二人の暮らしに惹かれてしまった。普通のペンションに比べたら確かにマイナス面もあるんだけど、トータル的に考えて宿泊代はかなりお得と思う。旦那にも、あのキレイな音楽を聴いて欲しくって何度も起こしたのに、今までの疲れで熟睡モードから帰ってこなかったのは残念。例え一人で泊まっても上質な時間が過ごせそうなペンションでした。

明日は、天気が回復するといいなぁ。

2003-6-1

夢見心地

旦那が、遂にもうすぐ今の会社を辞めることになった。思えばこの1年半、長かった・・・思う通りに旦那との時間取れず。ということで、まだ辞める見通しがたっただけだけど、少しは自由に休みが取れるということで手始めに北海道に行ってみようと計画。一度やってみたかったんだよねー、地平線まで続くお花畑・どこまでも続くまっすぐな道をひたすらドライブ。ん?北海道のイメージ良すぎ??んで、ここ数日でひたすら北海道(特に道央を中心に)を研究。今回行ってみたいポイントはまとまりました。とりあえず、「北の国から」全然見てないんだけど、富良野・美瑛はかかせないところ。「パッチワークみたいなお花畑」ってのが見てみたいから。それでもって、「世界屈指の透明度を誇る摩周湖」ってのも見逃せない。ぬぬぬぬ〜。そこで今日は、そろそろ宿・ツアーの予約を決めようと、色々奮闘!

よくあるツアーはなかなか上記のポイントを網羅してないことと、宿泊先が魅力的じゃなくてあっけなく却下。札幌のホテルとかはキレイで興味あるのあったけど、今回は札幌はいいやって感じだし。やっぱりのどかな田舎にいったらしょぼい古くさホテルよりもアットホームで温かみのあるペンションに泊まりたい。ということで、今回はホテル1泊分とレンタカー・飛行機がセットになったプランにすることにした。他2泊は自分で手配、ね。意外とトータル費用を比べてもホテルが3泊ついたものとそう変わらないのよ。

で、3泊4日でのんびりと行きたい所をめぐるためには行きと帰りの空港がどうしても別になってしまう。でもそうすると乗捨て代が結構お高くつくのよね。そこで、色々比べてO社のツアーは帯広空港から釧路空港のーレンタカー乗捨て代が無料で魅力的!で決まりかと思ったけどはっと気づく。1泊目は富良野にしたいとすると、1日目に帯広から富良野まで移動。これ結構時間かかりそう。そして、摩周湖も見るってのとツアーにあるホテルの場所などを考慮すると2日目のホテルはサロマ湖。富良野からサロマまでもかなりの距離があるし、そうすると今回の一番のポイントの「富良野・美瑛でのんびり」がかなわなくなってしまうかも!?そしたら、行きを旭川空港にする?1日目にかなり富良野でのんびりできそう。あーっでもなんで旭川空港選ぶと追加料金がこんなにするのよー!帯広だと+2000円が旭川だと+7500円!しかも乗捨て代がかかってきて+4000円!!そんなのダメダメダメ!!よしっ旅行会社の見直しだぁ。・・・と結果、旭川ー釧路をしたパターンで比べた5社のうち1位に輝いたS社に決めて、さっそく連絡したところ、何と飛行機がとれずにあえなく失脚。で結局、前のO社に戻って帯広ー釧路のコースで申し込むことにした。朝早いコースの方がプラス料金が安かったからそっちにしたけど・・・羽田発7:40〜8:05の間だって。ということは家を何時に出ればいいのかな。朝が弱い我が家、ちょっと心配。

ペンションは、富良野にある「トロルドハウゲン」と屈斜路湖近くの「オーベルジュてぃんくる」。「トロルドハウゲン」の方はるるぶのモデルコースに乗ってて目を弾かれたかくれ宿っぽい雰囲気が魅力的なペンション。「てぃんくる」はオーベルジュというだけあってお食事がおいしそうなところと、何と新館はあこがれの部屋付き露天風呂。そして、料金もお手ごろです。もう予約いっぱいかな?と思いきやどちらも一発で予約が出来たので、ほっと一安心。旅行は、今月の13日〜16日の予定です。あとは、天気がいいことを祈るばかりですな♪