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Jori日記/2003-6-16

北海道4日目

電話のベルで目がさめる。・・・ん!?なんとびっくり、「朝食の準備が整いました」だって!!急いで時計を見ると、もう8時を回ってるよ!や、やばい・・・とりあえず旦那を揺さぶりおこして眠気まなこなままダイニングへ急ぐ。朝ご飯は、昨日とは打ってかわってお味噌汁とご飯でした。これまた美味し。

お庭でオーナーのお母さんに声をかけられる。聞くと、ペンションを経営する前は高浜に住んでいたらしい。高浜、といえばうちの隣町じゃないか。なんだか意味もなくペンション経営が身近に感じられた瞬間。急に親近感沸いちゃうから、やっぱり私って単純だな。

てぃんくるに別れをつげ、最終日の今日もまずはアイスから。ちょうど進む道沿いにあった「摩周湖のあいす」。何でも朝絞りたてのミルクを使い、砂糖は極力使わずに甘味を出すとか。20種類ぐらいのフレーバーがあってむちゃくちゃ迷ったけど、オリジナルの「摩周ブルー」とオススメだった「クリームチーズ」をダブルで。コーンに2種類山盛りてんこもりにしてもらって満面笑みの私。旦那はクレープ好きだけあってイチゴアイスのクレープ。今日はいい天気でアイスびより。とってもおいしかった。特に「摩周ブルー」は、カクテルを2種類使ってるそうで「湖の風が吹き抜ける味」なんていう素敵なフレーズが付いてたんだけど、まさにそんな感じのさわやかなお味。言ってみればサイダーみたいな感じ。色も淡い水色で綺麗でした。

☆摩周湖のあいす☆

アイスで気分も盛り上がったところで、摩周湖に行ってみる。摩周湖は川の出入りがないカルデラ湖で、その水の透明度は世界屈指だそう。その神秘的な湖を是非見てみたいけど、霧が発生しやすくなかなか見れないという噂。ドキドキしながら展望台に登ってみる。その瞬間に目の前が深い水色がかった藍色に!っていうかまる見え。霧なんてちっともないよ!!「摩周湖が見えた人はラッキー」と聞いてたから、一瞬うわって喜んだけど・・・あまりにも見えすぎてなんだか拍子抜け。ちょっと霧がかった摩周湖も見てみたいかも。でもとても綺麗だった。透明度世界NO.1なんていうんだったら、湖底まで見えるんじゃないかなんて思ったけど、それは見えなかった。なぁんだ。レストハウスの方をちらっと見ると・・・なんと、リスを発見!野生?急いでそこまで降りてみる。リスのエサ用にひまわりの種が売ってたからいつも来てるみたい。エサを買わなくてもたくさん落ちてたから、それをリスにあげながらもしつこいぐらいに写真を撮った。リスも迷惑してたかも。でも、かわいかった。おなかがいっぱいだったけれど、ここで北海道名物の「いもだんご」を一度食べてみたかったから、食べてみた。もちもちしてて、本当のお餅みたいでおいしかった。摩周湖の駐車場は有料だったんだけど、硫黄山と共通だったから予定を変更してその後硫黄山へ(意外と遠かった)。もうもうと煙をあちこちから噴出してる硫黄山は、箱根みたいだった。でも驚くことが、硫黄が結構な勢いで噴出してるのに柵とか全然無くて、普通に登れちゃうこと。お約束の蒸したまごが売ってたから、お腹いっぱいだっていうのにまたもやぱくり。蒸したまごってなんだかしっとりとしてて好き。でも、やっぱり熱いうちに食べるのがうまいね。どうしてもこの旅行で寿司を食べたかった私たちは、お昼は食べずに(十分お腹いっぱいだし)最終出発地の釧路へ向けて移動。釧路にある「なごやか亭」という回転寿司を食べて帰ろう、というもくろみ。途中、ちょっと興味があった「900牧場」を偶然発見したからちょっと寄ってみる。ここは、900ヘクタールの壮大な牧場。ほんと、見渡す限り、草山と牛。馬もいて牛にそろそろ飽きてた私たちは喜び!気持ちのいい場所でした。なんだかんだのんびりしてしまったので、当初の予定だった釧路湿原には寄れなかったけど、ちょうど天気も怪しくなってきたし時間もやばくなってきたから最終目的のお寿司に向かう!最後とばかりにいつもは計算して食べられないような高級ネタもバンバン食べて、大満足な締めくくりでした。うーん、満足満足…とのほほんとしてたら、意外にも飛行機の時間接近中!超特急で空港に向かう。レンタカーも帰さなくちゃいけないし。我が家はいつになってもぎりぎり行動で余裕がないな。でもなんとかお土産も買う時間があったから良かったことにしよう。4日間に渡る北海道旅行、ほんとに楽しかったしたくさんの思い出が作れたので満足。またゆっくりと行きたいな。次回は1週間ぐらいで…。それぐらい北海道は広くて、魅力的な場所でした。日々に疲れたら、北海道の大きな自然の中で癒されたい、そんな感じ。