トップ 差分 一覧 Farm ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

日記/2005-5-8

どたばたの出発劇

昨日の就寝時刻があまりにも遅かったといえど、やっぱり遊びとなると起きられるね。と言っても、基本的に時間にルーズなダメダメ夫婦な私たちは、やっぱり今回もぎりぎりちょっぷ。しかも、今回は車で空港まで行ってパーキングに初預け。果たして大丈夫なのか!?

旦那がネットで調べたら、「ニコニコパーキング」が一日500円で最安との事。まぁ、パーキングなんて看板が必ずメインのルートに付いてるだろうから大丈夫だよねー、と一応気にしながら空港への道を行く。ところがどっこい、あーって言う間に目的のパーキングを通り過ぎる!!やばい!!で、急いでUターンをかました私達に更に悲劇が遅いかかる…。何と、その道はUターン用ぢゃなくって高速インターへの入り口!! 悲しいことに、インター無人だし、どう考えても後戻りは無理。時間も無いのに、ショッキングー…。仕方が無いから超特急で1区間戻り(富里へ!)、富里から更に高速に入りなおして成田インターへ。眠いのもあって不機嫌Joriに変身しながらも、(時間にルーズなくせに、遅れるのには人並みにストレスを感じる私…)せっかくのバケーションだしと気分をなだめながら何とか無事にパーキングへ到着。すぐに送迎のバスが出てくれたけど、これまたショッキングな事にニコニコパーキングは2つあったことが判明。次のパーキングに寄ってから空港へ。・・・何事も経験ですね。

集合時間には10分くらい遅れちゃったけど、搭乗手続きが開始される時間なだけだったから問題無しでよかった。空港に着くとさすがに段々と海外へ行くっていう気分が高まるねー。気分も取り返し、お金も両替して、ゆっくりDFS見て、オンタイムで飛行機に乗り込み…後はすべてが順調に行くと思ったら甘かった!! 何と、乗り込んだ飛行機、滑走路まで無事に走ったものの警報ランプが作動したとの事で30分くらいチェックが必要に!! …まぁ仕方ないよね…そうゆう事もあるさ…ってその時は思ってたけど、驚愕なのが2回目のトライでまた警報ランプ作動!!遂にピットインすることになっちゃって、不安は募る募る…。

そうこうしてせっまーいエコノミー席に座り続けてほぼ3時間半。そろそろサイパンに着くー?ってタイミングで、飛行機直らないから降りろ、とのお達しが出る。これにはさすがに乗客はブーイングの嵐。お昼も食べてないしさ、大事なバケーションだしそりゃ気も立つわね。がっかりしながらも、飛行機変えてくれた方が安心だし…とまた気分をなだめながらゲートに戻った私達だけど、次の事実に更に驚愕!!何と次のフライトの予定が18時半になってる!多分、代替の飛行機の用意とかが直に出来ないんだろうけど…本当なら2時にはサイパンに着いてるはずなのに、あまりの酷さにもうあんぐり。お詫びの印として、アメニティクーポンを一人2枚もらったけど、使えるのは空港内で使える食事券(全部で一人20ドル分としょぼい)し、出国しちゃったからレストラン街にも戻れない。ゲート内に唯一あるのはこれまたしょぼい日本食レストランオンリー(しかも長蛇の列)だし、あとはカフェだけ。これで3時間どう過ごせっちゅーんじゃ! 怒り沸騰してカウンターに行って「外に出たいんですけど!」って怒ってみたものの、あっさりと時間が足りなくなるから駄目って言われて…。疲れも最高潮に達しかなりブルーに…。でも周りの人も、暴動が起きるんじゃないかってくらいお怒りモードの人たちいっぱいいて、大変な状況だった。こうゆう時、旦那は「仕方ないよ」って許せちゃう人で、改めて尊敬してしまう…。だって3泊4日のうち半日分潰れちゃうわけだし、私だったら金返せ!って本気で叫びたくなるくらい脳みそ沸騰しちゃう。というか沸騰しまくりだった(汗)。

唯一の救いとしては本屋があったからちょっとそこで時間も潰せて気を紛らわすことが出来たことと、日本食レストランで食事券の金額を若干オーバーしたものの差額を請求されなかった事かな。(せこい)でも本当にともかく疲れた。結局搭乗開始の時間も更に1時間近く遅れたし。どーにでもしてくれ!って感じ。でも、神様は私達を見捨ててはいなかった。「お席をお取替えしましたので」って言われて、新しい席に行ってみたら何とそこは憧れのビジネスクラス!! 思わず二人でキョロキョロ!! 周りにも同じくキョロキョロしてる人たちがたくさんいたから、きっと私達と同じラッキーな庶民なのでしょう。機内食こそ普通だったけどともかく快適だった!! 窓4つ分のスペースあって、フットレストも快適・ヘッドホンすらも全然高級! エコノニーには無かった個人TVももちろん付属! 思いがけない幸運に今までの不運が全てふっとんだ単純な私達でした。でもサイパン着いたの、夜中の1時だったけどね… まぁ、墜落して命を落とすよりも、無事にリゾートに着いたことを喜ぼう。神様、どうもありがとう。おやすみなさい。終わり。